自分の話を聞いてほしい
2016/04/28
釧路の「ジスイズ」という1969年からやっているジャズの名店に昨年に引き続き8月にあのナベサダこと渡辺貞夫氏がやってきます。多くの来釧したジャズメンが必ず打ち上げをする店として山下洋輔はじめ数々のミュージシャンから愛されたジャズバー「ブックエンド」もまた70年代はじめから営業を続ける老舗です。マスターの榎本さんは数年前に他界し今は奥さんがお店を守っています。ジスイズもブックエンドも釧路の宝のような店です。
僕もここには30年くらい通っています。どうしてずっと来ているんだろう?
それはね、多分「お話を聞いてもらいに」来ているんです。「ふ~ん、それは大変だったわね・・・」「へ~本当に頑張ったわねぇ・・・」って、うれしい事も嫌な事も全て飲みこんで話を聞いてくれる。
ここのカウンターで僕が見てきたのは羽振りの良い人、いつの間にか没落した人、恋人同士、フラれてマスターに口説いている人、親の病気に悲しむ人、合格を喜ぶ人、落ち込む人、さびしい人・・・・・。皆、自分の話を聞いてもらいたいんだ。
人の悲喜こもごもの憂さをすべて引き受ける場所。それがジャズ酒場なのです。
ちょっと夜のお店のマーケティングを考えていて久々にお店に寄って考えた事。週末なんでこんな話題でした。
本当はカウンターでママの横顔を書いてみたいと思いついただけなんですけどね。
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乗山徹
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