メディアミックスが必要

2012/07/23 2016/04/17

隔月で地元新聞に経営コラムを書いています。いつもは結構分かりやすいと言われる事が多いのですが、前回ソーシャルメディアをテーマに書いたら親や親戚、いつも通っている居酒屋のマスターなどから「意味がさっぱり分からない」と言われました。
振り返ると初歩的ミスをしてしまった事に気づきました。「クラウド、ソーシャルメディア、フェイスブック、ブログ、インストール・・・・」年輩の方々なら知る由もない横文字を並べてしまい、普段インターネットに縁の無い方には意味の通じない文章を書いてしまったのです。

ソーシャルメディアは使う人が加速度的に増えていて、マーケティングの世界でもこれをうまく使わないと業種によっては商売が成り立たなくなってきているのは事実。
一方、前述のようにネットメディアを今後も使わないであろう層も確実に存在する。この方々は旧来どおり、紙媒体やマスメディアを通じて消費のきっかけを得ている。

こんな風にして一見二極化しているように見えるお客さんに対しモノを売る立場の者はどう考えたら良いのでしょうか？
やはり、自分のターゲットとなるお客さんがどのメディアをくぐって自社の商品にたどり着くか常に考えるって事でしょう。
どのメディアを組み合わせて攻めていくか、紙なら紙だけとか、ソーシャルだけとか固定的に考えてはダメで複数の最適なメディアを組み合わせたメディアミックスが必要なのです。

お客さんは気ままな消費生活の中で無意識に各自のメディアを通じて商品に気づき購買をしています。売る側の人間はそんなお客さんのメディア生活の傾向を常に先読みして最善のメディアで仕掛ける行動を取り続ける事です。行動し続ける会社とそうでない会社で圧倒的に差がつく時代です。

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