知床－沖縄イノベーション

昨日は知床半島の付け根に位置する標津町の篠田興業さんにお邪魔しました。
社長の篠田さんが発明した音楽の鳴る道路メロディロードは全国的に有名です。本業は土木建設業で道路の舗装工事の際に誤ってブルドーザーで溝をつけてしまい、その上を車で走るとゴーという凄い摩擦音が聞こえる。このタイヤと溝の摩擦音でメロディを奏でたら面白いとひらめいたのが事の始まり。研究に研究を重ね、舗装道路に正確なメロディを切れる機械を発明して特許も取得しました。

すでに琵琶湖大橋等全国で６箇所あまり施工されています。
実は遠くはなれた沖縄の基地移転ですっかり有名になった辺野古の近くにメロディロードを作る計画が進んでいます。
曲は「二見（ふたみ）情話」という曲。で篠田社長が「乗山さんにしか出来ない仕事があるのでお願いしたい」って事で何かなと思ったら「二見情話のメロディを譜面にしてくれ」。う～ん、確かにシーサー君である僕にしかできないかも。大体二見情話って沖縄の民謡の中でも誰でも知っているというほどでもない、百選の曲集にかろうじて載っているかな？篠田社長が那覇の土産店で三線を弾いていた店員のお姉さんに聞いたら「すいません、よく分かりません」、那覇で地元の人に何人かに聞いても誰も分からなかったそうで、「唐船ドーイ」のように沖縄人だったら絶対知っているという曲ではないようですね。
もちろん三線弾きの僕は知っていますし、７月のビアパーティで何故かこの曲をギターのコードまで付けて演奏してますから。えへん。

って事で今年中には施工する予定で、できたら一度訪れてみたいと思い今から楽しみにしています。

知床と沖縄、北と南のコラボ＆イノベーション、絶対楽しいよね。

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乗山徹

代表取締役 ： ファーストコンサルティング株式会社

北海道釧路市の中小企業診断士＆ＩＴコーディネーター。エクスマ手法でお客さん企業の売上アップを日々指導。沖縄好きで三線唄者「シーサー君」としてピン芸人もやっています。「シーサー君ブログ」で手書き絵ブログを一日一絵一文を更新中！

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